アトリエソウル

韓国の伝統文化が、今も息づくエリアと言えば仁寺洞(インサドン)です。いつ行っても、多くの観光客で賑わっています。それも、伝統茶や伝統雑貨、韓紙や筆、伝統工芸品や彫刻品の専門店やお土産店が多く並び、多文化の雰囲気を漂わせているからでしょう。中でも、意外に人気でお店も多いのがギャラリー兼の陶芸品ショップです。有名な陶芸家達が展示しながら販売しているお店が結構あります。｢アトリエソウル｣もそんなお店の一つで、約20年以上も歴史があり、2002年にはニューヨークでのギャラリーショップがオープンしたそうです。また、英国の女王エリザベス2世も訪問したお店だそうで、店内には大きな写真が飾られています。最近では、ケーブルの旅チャンネルの田崎真也さんと深澤里奈アナウンサーが行く｢ソウルゴージャスガイド｣で紹介されました。

お店は、一見入りにくい外観ですが、地元の方も勿論、海外からの旅行者も先生の作品に興味深々で訪れるそう。広い店内も、明るすぎず暗過ぎずで、ゆったりとした空間です。作品は、全てパク・ヨンス(朴英淑)先生が作った、朝鮮時代にも使用され世界でも有名な白磁磁器と粉青磁器等を展示販売しています。中央には、素敵な小皿やカップなどが並び端には壺や花瓶等がズラリと並び、一番人気はティーカップのセットだそうです。また、中には有名な手法を影響した作品もあり一つ一つがとても綺麗に作られています。定期的に新作が出るわけではなく、主に生活食器を中心に人気があるようです。仁寺洞でしか買えないパク・ヨンスク先生の素敵な作品に是非、会いに来て下さいね。

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