ソウルの二駅南に位置する、秋葉原、日本橋のようなパソコン専門電気街。韓国の秋葉原といわれるが、中身は韓国式だ。大きく分けて、二つのエリアに分かれる。駅に近い歩道橋につながった、ターミナル電子商街のエプソンの看板が目印のビルには、メーカー製パソコン、AV製品、家電が。
そのビルの北側に歩道橋でつながる東西方向に広がる低層階の番号の振られた雑居ビル群には、日本より小さな個人経営のようなパソコンショップが集積。東西に走る大通りを中心において、中央交差点を起点に、反時計回りに、建物を巡ってみる。秋葉原より巨大だって?総床面積は、そうかも。しかし、商街エリア自体は、アキバよりまとまっているかも。中央駐車場ビル地下に携帯電話、TVゲーム機が集積。ソニー、任天堂のゲームソフトも韓国版あり。萌え系グッズは、ない、ここは。直球勝負。ストレートな趣味。
次に、南東よりはじめる。起点ポイントから、南方面の道路に沿って、50mほど南下。LG DVDライター、GIGABITE ATIの広告ロゴのビルを見つけて入る。パーツショップが集積。入り口から扇状に広がる変な形の建物。地形に合わせた感じ。自作マニアに一番人気のあるビルではないかな。東側南北のいくつかの建物棟で、自作パーツが購入可能。自作マニアのひとは、ここを重点的に目指すといいでしょう。フロアごとに取り扱いの種類が分けられていたが、パーツの専門店と化してしたのは、笑える。ファンだけ。メモリーだけ。モニタだけetc.この自作市場は、ショップの数だけ各種タマ数も驚くほど多く、別棟では、中古も充実。価格も日本と変わらず。韓国人には、所得からして、少しだけ辛いところか。マザー+CPUのセット販売のメジャーなスタイルのよう。PCケースの種類が極端に少ないのは不満。ショップブランドのPCが、店の数だけあるのだろうか。
北西側は、PCバン ネットカフェ用の椅子とかあまり自作とは関係ないよう。南西側建物は、家電ショップ、デジカメショップといった内容。実際、韓国でわざわざ買う必要はまったくないのだが、好きな人は、一度見るべきだろう。何か、掘り出し物があるかも。韓国の自作市場もなかなかのレベルなのだが、ユーザーのオタク度は、日本人のほうが明らかに一枚上。ショップも日本のほうが、機能的で便利。ただただ、ここ韓国のは個人ショップの多いこと。パワーだけはあるので、どこで買おうか迷ってしまう。何だか東大門市場のような洋服ショップを想起させる。付け加えて云うと、AV関連は、日本の独壇場。カメラ、ビデオは、日本製しかない。地図で言うと南西側エリアのビル棟がそう。また、駅方面の南側のエプソン看板の商業ビル。唯一、液晶テレビだけ韓国製が食い込んでるくらい。BSハイビジョン放送が、デモ画面になっていた。日本メーカーのロゴのでかいことといったら・・・。