蘇浙匯に上海蟹を食べにいった。蘇浙匯は、上海ではそこそこキレイなレストランで、時間帯のせいか、とにかく超満席!以前はそんなに混んでなかったので、予約もせずに行ったが基本的に大勢で食事に来る中国人(白人さんも多かった)用の席が多く、2~4人用の席はちょっとしかないので、30分近く待った。蘇浙匯での上海蟹は、1匹の重さによって3ランクに分かれており、さらにオス・メスの違いでトータル6ランクの価格設定があった。一番小さいのは、もう無いと言うので(ホントか?)、真ん中サイズのメスをオーダー。調理する前に「この蟹でいい?」って感じで、生きた状態の蟹を見せに来てくれる。この時に「この蟹は○グラムです」と教えてくれて、真ん中サイズであることが確認出来る。
他にもいくつかオーダー。キュウリの前菜は、見た目の地味さとは裏腹に、意外と美味しい一品。ニンニクが効いてて、箸休めにもグー。蘇浙匯 の酸辣湯を食べてから、酸辣湯好きになった。かなりコショウが効いててピリッとしている。エビおこげ、ゆるいエビチリがかかった感じで美味しかった。ほんとは鶏肉のナントカをオーダーしたんだけど、厨房から戻って来たお兄ちゃんに「なかった」と言われ、変更でオーダーした鴨のお茶風味ナントカ。薫製ぽくて香ばしくて、ぱさぱさしてなくて、中まで味がついてて、これはこれで美味しかった。
蟹味噌をふんだんに使い、豆腐とからめてある一品カニみそ豆腐。値段がリーズナブルなのは(1人前300円ちょっと)、蟹味噌と言っても「上海蟹の味噌」ではないからと思われる。これがめっちゃ美味しい。ぺろっと1人前をたいらげた。
基本的に4人以上じゃないと(できたら8人くらいがベスト)なかなかたくさんの種類は楽しめないのが中華料理。以上のメニューに青島ビールとスイカジュースで、合計300元ちょっと(だったと思う)4500円くらい。、まるっと1匹食べてこのお値段。
今回行ったのは浦東店だが、浦西にも何店舗かある。上海料理がメインで、日本人にもかなり食べやすいメニュー。(あんまり辛いのとかは無い)日本語は全く通じないが(英語もあやしい)、日本語のメニューもあるし、店員さんの対応もかなりいい感じ。去年、日本のたまプラにも進出してきましたが、現地の方が、味にパンチを感じる。