今回は木瀆鎮のもう一つの観光スポットである霊岩山風景区の紹介である。木瀆古鎮から輪タクで霊岩山風景区まで移動した。漕いでいるのは、おばちゃんだ。いいよいよ霊岩山風景区へ。何人も崖を登っているけど、まさかあそこが登山道じゃないよな?!ここも観光ブームに乗っかって、新しく大きな駐車場を整備している。駐車場の奥が、木瀆古鎮の西外れである。因みに、霊岩山風景区の入場料は20元だ。最上階からは木瀆の町が一望でき此処に宮殿があったとしてもおかしくはない・・・霊岩山のどこに宮殿があったのか記録は残ってないようだ。この風景区に来た人の大半が霊岩山寺に参詣しているようだ。こうして見ると結構きつい登りが延々と続く。「印公之塔」入り口に到着。喜ぶのは未だ早い!あれが印公之塔だ!まだまだ先なんだ。やっと到着、霊岩山寺の入り口。拝観料は5元だったかな?中に入ると立派な大雄殿があった。大雄殿の前では火を点した線香を手に持って、中国式四方拝をしている。近くで見るとやわらかな丸みを帯びた女性的な塔だ。やはり、西施を意識して建てたのか?この煙は火事でも烽火でもない。屋根の飾り瓦かと思ったら、台所の煙突だった。流石、山のてっぺんからは木瀆の町が手に取るように見える。山頂に今も涸れずに呉王井がということは、宮殿はこちらの山か?しかし、こんな高い山に西施を登らせたとも思えないし・・・下山中に気がついた磨崖仏。光壽無量とある。折角だから、山の反対側に降りて見た。元々は南のこちら側が表参道で、土産物屋が並んでいる。こちら側から霊岩山寺だけ行くのであれば拝観料だけで済む。