ユネスコの世界遺産に指定されている「留園」。中国四大名園の一つでもある。蘇州城の西側に位置している。明の時代に太朴寺少卿徐秦時の庭園の東園として作られた。清の時代に改修され、劉恕名の性にちなんで劉園、それがあとに留園となったそう。敷地の面積は、蘇州で2番目に大きい2ヘクタールで、東西南北に分かれている。
園主の一番の目玉は、冠雲峰と呼ばれる太湖石。中国三大太湖石のひとつで高さ6.5mもある。すばらしい借景額縁風に切り抜かれた窓から背後の石が見えるのだけど・・実に見事。建物の内部はどこも似たようなものなのだが・・・格子模様からこぼれるやわらかい光がとても綺麗。丸い門の先には立派な盆栽が飾ってある。この計算しつくされた演出が見事なのだ。一画には盆栽がズラリと飾ってあるコーナーがあって、そこで見かけた一番の盆栽。盆栽ってこんなに奥が深いものだと思わなかった。一つの鉢から広がる小宇宙という感じ。
役立つ情報
入り口付近に屋台の出店があるのでお土産に利用もできます。
他情報
迷路のようなので、拝観をしとぃる周りの人と同じ方向に行くのが無難。
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