上海市内にある「玉佛禅寺」に行ってきた。このお寺は浙江省普陀山の仏教僧によって1882年に建立された禅寺。ガイドブックには拝観料が10元と出ていましたが20元に値上がりしていた。しかも、般若丈室の2階の玉仏楼に安置されている白い玉仏像を拝観するには、更に10元の拝観料が必要。
ガイドブックには地下鉄1号線漢中路駅から徒歩15分と出ていましたが、蒸し暑い中を15分も歩くのは嫌なので、地下鉄3号線中譚路駅裏のバスターミナルから76番のバスで三つ目の停留場「昌化路安遠路」迄行き、そこから徒歩3分のコースをとってみた。
それにしても、長い線香に火を付けた後、顔の前で直角方向に持ったまま四方に向かってお辞儀をしたり、仏像の前ではクッションにひざまずき手のひらを上にして顔の横に持っていき、そのまま額を床に付けるようにして祈る姿はとても同じ仏教とは思えなかった。欧米人の観光客や、そろいの野球帽を被った地方からのツアー客で狭い境内がごった返していた。