シティーエリアのラオパサ・フードマーケット。ラオパサは、地下鉄ラッフルズプレイス駅から、徒歩で数分のフードコートと屋台が並ぶエリア。大手外資系証券会社の高層ビル群に挟まれているので、地図などを見ないとちょっと見つけにくいかも。大抵のガイドブックには紹介されていると思うが、周囲は高層ビルだらけ。エリートビジネスマンが肩で風を切って歩いているエリアだが、ラオパサだけは至って庶民的な雰囲気。中華、インド、韓国などの各国料理がリーズナブルな価格で味わえる。通路をまっすぐ進むと、サテーの屋台が連なる路地があるラオパサのサテー・ストリートに出る。フードコートもあるが、サテー・ストリートのチキンサテーがお勧め。この路地では、本当にサテーばかりが売られているが、値段はどの店も同じだと思われる。1本60銭とのチキンサテーとライスボール(1ドル)で、最低注文本数は10本。日本の焼き鳥とは違って、味は甘めだが、食べていると病みつきになる。現地のお客さんは、サテーの他にも、ラオパサフードコートで頼んだ料理を自分のテーブルに運んで、ビールと共に味わっている。勿論、サテーとライスだけ食べても、きっとビールのおつまみにも合うだろう。