黄亞細肉骨茶餐室(NgAhSioPortRibsSoupEatingHouse)という長い名前の地元料理屋。ここの名物は、バクテー(BakKutTeh)という中華系の地元料理。バクテーとはガイドブックによると、骨付きの豚肉を漢方のハーブを利かせたスープで煮込んだ中国系料理だそう。
オープンエアの店にしては、かなり大きな店で、テラス席もかなりの数があり、ほぼ満席。来る途中にあった料理屋はがらがらの店が多かいのに対し、かなりの人気店のよう。バクテーと、ライスと中国茶が一般的。中国茶は、茶葉を渡されて、テーブルごとに置いてある、やかんから勝手にお湯を入れる方式。メインのバクテーは、一見、豚の角煮のようだが、味は全然違い八角と胡椒のスープの煮込みといった感じ。この国では時々あることだが、無意味に胡椒を入れすぎで、また肉にスープの味がしみているわけでもなく、残念ながら何がおいしいのか全く分からない時がある。胡椒のスープとご飯を食べたようなそんな印象。スープは減ると、店の人がご丁寧に継ぎ足してくれるのだが、全く不要。でも、これだけ混んでいるので、シンガポール人にはおいしく感じるのだろう。休日はいつも以上の混雑振りだそう。他にも、豚足等ありくせも少なく、コラーゲンいっぱいなのも嬉しく美味。
値段はお茶も入れて合計S$8.4(588円)程で、日本円に直せば安いものだが、この手の店にしてはやや高い気が。いずれにしても、もうバクテーを頼むことは二度とない店なので一度は是非。