日本では中秋の名月で残っている程度だが、シンガポール(というより中国)では、旧正月に次ぐ行事として祝われるよう。チャイナ・タウン(ChinaTown)の通りはイルミネーションで飾られ、ショッピングセンターには月餅の特設コーナーができ、賑わいを見せる。旧暦8月15日(9月25日)の中秋節を控え、街中月餅がいたるところで売られる。
月餅とは、四角や丸いものがあり、中に小豆餡が入ったもの等いろいろなものがある。よく見るのは、真ん中に卵の黄身で少し塩で味付けしてあるが入っているもの。これが、標準的な月餅らしいが、日本人好みの味ではない感じ。食感としては和菓子のよう。スタバでは毎年フレーバーが違うものを売りだしたりもし一般的なものより食べやすいので苦手な人にもオススメ。また、オリエンタルホテルの月餅は有名なんだとか。他にも、アメリカンチーズケーキ味等の現代月餅もお勧め。是非、お土産やお茶のお供にどうぞ。
・GoodWoodParkHotel―一番人気だった月餅。スノウスキンタイプ。中にはマンゴーとポメローの果実が入っていて、まるで洋菓子のよう。かなり大きいサイズですが、これなら1個まるごと食べられる。
・MeritusMandarine―これもかなり人気があった月餅(お酒好きな人限定)ブランデーとチョコレートトリュフが入ってる。かなりお酒の風味が強く、お酒が好きな人にはたまらないお品。サイズが小ぶりなのも好印象。
・RafflesHotel―贅沢にもKRUG(シャンパン)を使った月餅とオレンジ風味のロータス餡の月餅。両方美味しかったですが、それほどシャンパンの風味は強くないのでKRUGではなくて普通のシャンパン月餅でもいいかも。
・St.Regis―こちらが最も高価だった月餅。金箔がのっている月餅はツバメの巣入りで、なんと1個で30ドル。ありがたやと皆で分けていただいた。
・TheRits-Carlton―パイタイプの月餅。中にはチェンペダック入りのロータス餡。ピンクのスノウスキンタイプはライチマティーニ入りの餡、チョコレートトリュフ入り。パイタイプをいただいたのですが、見た目の軽やかさとは裏腹に「これドリアン??」一口食べてもわぁっとドリアン臭。予想していない展開に一同びっくり。