シンガポールにはシティホール周辺の摩天楼、熱帯雨林が残っているブキティマのような自然保護区、オーチャードロードのようなおしゃれなシティ、そしてイーストコーストのようなビーチと、狭いながらも変化に富んでいて結構楽しめる場所がある。
なかでも、イーストコーストは海岸沿いに8.5kmも続くビーチがあり、ビーチ沿いの道でサイクリングやローラーブレード、ランニングをしているシンガポーリアンを見かける。特に、マラソン前には潮風を心地よく感じながら走れるのでお勧めの場所。沈む夕日がきれいだそう。ちなみに、シンガポールは、赤道直下に近いため(北緯1度9分)、日の出と日の入りが1年でプラマイで5分くらいしか違いがない。なので、7時近くからようやく明るくなる。イーストコーストのジェッティには、釣り人が多いのだが先端の方まで行くと、シティの摩天楼が陽炎のように見える。また、木の根っこが垂れ下がった木やキャノンボールの木など珍しい木々を眺めてまわるのも面白い。「イーストコースト・ビーチ」は、とても南国らしいビーチで、海の水もきれいなのでシーフードを食べに行くだけでなく、散策をしたりゴザをひいてのんびりとする時間に良い。何回訪れても椰子の木々、海の色、雲の動きなど違うし、飽きることがないので是非。