「イスタナ」はマレー語で宮殿を意味する大統領の宮殿。イギリス植民地時代には、総督の公邸として使用されていたそうで、現在は年に5回一般公開されている。場所は繁華街のOrchardと中心部CityHallの間。今回の一般公開は、ディーパヴァリ(Deepavali)の祝日にあわせたもので、他にも旧正月やラマダン明けの祝日等、年に何回か公開されている。
官邸入口。普段は門が閉ざされている。旧正月のときにも一度来たのだが、その時は入口で行列していて諦めた。今日は待つこともなく、すんなり入場。門を入ってしばらく歩くと、きれいに手入れされた広大な芝生の丘に出る。ところどころにゴルフのグリーンがあるのですが、官邸内で実際にゴルフをするのか、ただの飾りかは不明。大統領の官邸は、丘の先。丘をずっと登っていくと、小さな噴水と庭園があり、その先に官邸が見える。せっかくなので官邸内部も見学。今日は特別に公開されているが、現在も実際に使われている建物だけあって、非常にきれい。中には各国からの贈答品が飾られており、これもなかなか面白かった。大統領官邸。内部は写真撮影禁止。一人にしてはわりとゆっくり全部回って、1時間半~2時間くらい。すぐそばが繁華街とは思えないくらい広大で緑豊かな場所で、楽しむことができた。ちなみに、外国人は入場料がS$1(70円)かかる。官邸の建物の見学にも追加でS$2(140円)。もちろん、それを払って見学するだけの価値はある場所。
・入場料2シンガポールドル(外国人)