ずっと工事中だったテッカ・センターという市場が新装オープン。昔のガイドブックによると、「果物、香辛料、肉、魚、野菜等の匂いが入り混じり、思わず鼻を覆いたくなる...と解説されてるが、新しいテッカ・センターはそんなことはなく、いかにもシンガポール的な、こぎれいな市場。リトルインディアには、実際に強烈な匂いで鼻を覆いたくなる場所がいくらでもあるのだが、新テッカ・センターはインド人街の中にあるシンガポール的な場所、といった感じ。地元住民の利便性はともかく、観光地としての面白みは半減した。
テッカ・センターは、入ってすぐの場所にホーカーズという屋台集合体が並び、奥にはKKマートという生鮮食品マートがある。ここでは、数多くの野菜から果物、香辛料やココナッツ等が揃う。2階は、サリー等のインド人向けの服を売る店で埋まり、電化製品や日用雑貨もあるので見て周るだけでも十分異文化を感じられる。