バルセロナーグラナダ間の寝台列車「タルゴナイト」。バルセロナのサンツ駅でチェックインする。ちなみに鉄道でも長距離線は飛行機のような荷物検査がある。夜行列車でも、いわゆる普通席や相部屋の寝台などいろいろある。今回は特等のグランクラスをご紹介。
すがに列車だから部屋自体は狭いが、鍵付きの個室となっている。シャワーやトイレ、洗面台が付き、もちろんタオルやアメニティーも揃っている。なんと言っても、このグランクラスは食堂車にて夕食と朝食が込みだ。食前酒や前菜、メインまで、いろいろと選べて、デザートやコーヒーまでつく。夕食を終えて部屋に戻ると、ベッドが出来上がっている。まるで旅館のようなおもてなしである。白々と夜が明けてくる地平線を車窓から眺めつつ朝食をいただく。
幻想的な景色が続き、列車の旅の醍醐味を存分に味わえる。そして、朝7時半ぐらいにはグラナダ駅に到着。
景観と食事を楽しみながら列車の移動なんていうのはいかがだろう?車窓から眺める景色は、一見の価値あり、だ。