パラドールで80周年を記念したお得なランチがやっているとのことで伺うことに。やってきたのは「パラドール・デ・アルカラ・デ・エナーレス」。セルバンテス(ドン・キホーテの作者)の生まれた街だからか、マドリッド州唯一の世界遺産だからか、とにかく観光地となっている場所だ。パラドールでの食事は、ランチでも一人50ユーロと普段は敷居が高い。「パラドール・デ・アルカラ・デ・エナーレス」は大学構内にあり、一見古いだけの建物だけど、内装がとても素敵だ。テーブルの上に置かれた塩はなんと白・黒・ピンクの3種類と、なんともお洒落である。
この80周年記念ランチというのは、さまざまな料理が小皿で出て来て、いろいろと食べられる。しかも、8地方の郷土料理から選べるということだ。料理はもちろん、どれもおいしい。
普段はあまり行く機会のないパラドールでの食事だが、こういうイベントもやっているので、チェックしてみると良いかもしれない。素敵な雰囲気の中、美味しい食事をいただくのは、最高の贅沢である。