実はバルセロナで食べた物の中で一番印象に残ったのは、ムール貝。ムール貝といえばどちらかというとベルギー名物として有名で、「バルセロナでムール貝??」と思われるかもしれませんが、そこは地中海に面したシーフードの宝庫・バルセロナ。ムール貝もとてもメジャーだそうでして。サグラダファミリアから徒歩で移動しているときにたまたま見つけたこの店。ムール貝専門店・"LAMUSCLERIA"。前を通りかかったときにふと中を覗くと、お客さんで大盛況。スペインって英語が通じないことがちょくちょくあるので、基本的にはガイドブックやインターネット情報を頼りにレストランを選んでいたわけですが、この時は腹ペコすぎて「もうとりあえず入ってまえ!」ということで中へ。地下に下りていく造りで、中はこんな店。お昼時を過ぎると一旦店を閉めるらしく、写真を撮った時は人も少なくなっていましたが、入った時は人がいっぱいでした。店員さんは英語が不自由ですが、英語メニューがあったので注文も問題なし。ムール貝専門店なんだから、もちろん、注文するのは迷わずムール貝のポット(鍋に入ったムール貝)。驚いたのは、味付けのメニューが異常にたくさんあること。塩・コショウだけのシンプルなものから、クリーム味、カレー味、ガーリック味、チーズ味、ボロネーゼ味、ソースとハムのミックス味などなど何と20種類以上。とりあえず、塩・コショウのオーソドックスなものを選択。やっぱりオーソドックスな方が素材の味が一番分かるからね!そして、、、ムール貝、どどーん!鍋に山盛りのムール貝。これで10ユーロしないんだから、やっぱり本場ですな。日本でこれだけ食べたらいくらするんだろうか。そして、、、美味い。イワシのフライも注文。これも素朴な味でうまい。ぺろっと平らげてしまいました。いやー、こういうシンプルなものがやっぱり美味い。そして安いし。満足感は高かったです。おすすめ。