「カサ・ミラ」は、あのアントニ・ガウディが54歳のときに設計し、世界遺産にもなっている集合住宅である。ディアゴナル駅から徒歩1分のところに位置する。石を積み上げたようなユニークな形状をしていることから、石切り場という意味の「ラ・ぺドレラ」とも言われる。中は見学することも可能であるが、長蛇の列となっていることもあるので覚悟しよう。角張ったところが一切なく、柔らかい曲線に包まれた「カサ・ミラ」のテーマは山だそう。屋上にある煙突も山の尾根から突き出た峰を表現したして、独特なデザインをしている。また、最上階はガウディに関する博物館となっている。
壮麗で非常に存在感のある建築物である。ガウディ作品の傑作でありながら、今も一般住居として利用されている。建物でありながらも、どこか生きているような印象さえ与える「カサ・ミラ」は一見の価値あり。昼と夜とでも雰囲気がちがうので、ぜひ、訪れてみて。
役立つ情報
展示室 ガウディファンにはたまらないのが、ここの展示!
もうひとつ興味深いのが、このようなモチーフとなった品々が展示されている事。 |