モンセラットにある大聖堂。ここは880年に設立された教会で、現在も60名の修道士によって運営されているそう。19世紀にナポレオン軍の攻撃を受け、崩壊してしまったが、修復が施され、今では当時の荘厳な姿を取り戻している。教会の内部は厳かな雰囲気で、細部にわたって装飾が施されている。
そして「モンセラット大聖堂」を訪れたら見逃せないのが「ラ・モレネータ」と呼ばれる黒いマリア像だ。この像はじめから黒かったわけではなく、祭壇に長い期間祀られているうちに、ろうそくの火に焙られて黒くなったと言われている。拝顔するには、長蛇の列ができているが、並ぶ価値はあるだろう。
また、「モンセラット大聖堂」でもう一つ有名なのが、13世紀発祥の少年聖歌隊だ。ここでは彼らの美しい歌声を聞く事が出来る。
ミサには観光客も参加できるので、興味のある人は参加してみてはいかがだろう?