ピカソの生まれた地として有名なマラガ。そのゆかりの地ということで「ピカソミュージアム」が街の中心にある。建物は16世紀のブエナ・ビスタ宮殿を改修したもので、ルネッサンス様式とムデハル様式が混在した典型的なアンダルシアの御殿だ。展示品は、ピカソ最初の妻オルガとの間に生まれた息子パウロの未亡人クリスティーヌとその息子からの寄付である。絵画、陶器、彫刻など未公開作品を含む約200点が展示されている。内部は白で統一されており、ゆったりと鑑賞することができる空間だ。
また、地下には考古学遺跡がある。ピカソとは関係ないが、興味のある人は必見だ。