スペインを代表する建築家アントニオ・ガウディの未完の作品でユネスコ世界遺産でもある「サグラダ・ファミリア聖堂」。1882年の着工から120年以上経った今もなお建築中である。着工以来、彼の人生のほとんどをこの「サグラダ・ファミリア聖堂」に費やしたと言っても過言ではない。最近では、建築技術もあがり、使用する加工材料等も良くなったことで工程が早くなり、2020年には完成するのではという噂があるようだ。
東側の生誕のファザードは上から下に向かう。それぞれに細かい描写がリアルに表現されていて、キリストの誕生から成長までを表した彫刻が、ガウディが完成させた唯一の部分だそう。この彫刻はとても石でできたとは思えないほど精巧なものである。また、ここの一部は、日本を代表する彫刻家、外尾悦郎氏によって修復された。西側の受難のファザードは上から下に向かう。こちらは生誕のファサードとはうって変わって、現代建築の様相がする。直線的でシンプルな造りだ。内部に入ると、すごい数の鉄骨が見てとれる。そして、祭壇のステンドグラスは上まで伸び、光が入ってとても綺麗だ。また、地下室は博物館になっていて、逆さ宙吊りになった「サグラダ・ファミリア聖堂」の模型や当時の模型、完成図などが展示してある。1階はお土産を売るところがあるのだが、そこにも細やか彫刻が施されている。
役立つ情報
*アントニオ・ガウディー とは・・・
ガウディは、明確で詳細な設計図は残さなかったそうで、残ってたものもスペイン内乱で消失したりして、その後の意志を引き継いで建築に携わっている人たちは、さぞや苦労されていることと思います。天才の頭の中って、、、。 |
【開館時間】
・10月~3月までは9時~18時まで。
・4月~9月までは9時~20時まで。
※9月25、26日と1月6日は9時~14時まで。
※閉館時間の15分前に入場券の販売は終了します。
【ガイド付きツアー】
対応言語はカタルーニャ語、スペイン語、英語です。
その他の言語は、前もって予約が必要です。
【団体】
20名以上。
生誕のサファードから入場します。(マリーナ通りから)
必ず予約が必要です:+34 934 572 284
【入場券】
・前売り入場券:www.servicaixa.com
・特別訪問、または儀礼を伴う特別訪問:protocol@sagradafamilia.org
【エレベーター】
入場者の安全のため各塔への昇降はエレベーターのみです。
このサービスは有料で、時間を予約することで行列を避けて登ることが出来ます。
お支払いは、窓口にて受け付けています。
エレベーターは故障や天候の条件により閉鎖されることがあります。
コース紹介
東側の生誕のファサード | 西側の受難のファサード | 大聖堂内部 |
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キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されています。 |
イエスの最後の晩餐からキリストの磔刑、キリストの昇天までの有名な場面が彫刻されています。 |
天井高く、柱がとても印象的です。サグラダ・ファミリアの見どころです。 |
ステンドグラス | 螺旋階段 | 上からの景色 | 完成予想模型 |
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サグラダ・ファミリアの色鮮やかに輝くステンドグラスも必見です。幻想的な雰囲気がただよっています。 |
サグラダ・ファミリアの見所の一つで、 エレベーターで最上階まで昇り、外の景色を見終わり下に下る螺旋階段です。 |
エレベーターで上までのぼると、バルセロナの街並みが一望できます。特に夕方は、茶色の屋根の町並みが、オレンジ色に染まり、とっても綺麗でおすすめです。 |
地下には展示室があり、今までの過程写真、サグラダ・ファミリア完成予想図や完成予定模型などが展示してあります。 |
*昼間のサグラダ・ファミリア、夜のサグラダ・ファミリア