スペインイのセビリア市内を流れるグアダルキビル川沿いに建つ「セビリア大聖堂」は世界遺産である。12世紀にイスラム教徒が、ローマ人の築いた土台の上にモスクのミナレット(祈祷する所)を建て、それをキリスト教徒が鐘楼塔として代用したのが大聖堂に隣接するヒラルダの塔だ。ヒルダの塔からはセビリア市内を一望することが出来る。四人の国王(カスティーリャ・レオン・ナバーラ・アラゴン)の像によって支えられているコロンブスの墓は「セビリア大聖堂」の見所である。
「セビリア大聖堂」はゴシック様式を主としながら、ルネサンス、バロック様式が混在する建造物。巨大な建物の中には、調度品や絵画や建築様式など見所満載である。時間が経つのも忘れてしまうくらいだ。ゆっくり時間をかけて鑑賞しよう。