スペインを代表する教会、セゴビアのカテドラル。街のド真ん中と言うべき場所に、カトリック教徒である威信を体現したよな教会だ。1525年に建設が始められ、1768年に完成した、スペイン最後のゴシック建築である。「カテドラルの貴婦人」と呼ばれるほど、その姿は優雅である。
外観はもちろんのこと、内部も贅を尽くした造りとなっており、高さ88m、奥行き105m、幅50mの広さは教会音楽や神父様のお説教が染みわたることだろう。光は高い位置にある窓から差し込む。礼拝堂には芸術的に優れた彫刻もあり、カテドラルには美術館も併設されている。