今、台湾でもっとも人気のソフトドリンクチェーンが「50嵐」(中国語読み:ウーシーラン)。イエローとブルーのロゴがとっても元気で溌剌としたイメージの50嵐は、いつ行っても学生や近所のOL達で賑わっている。1994年台南、母が開く「香鶏排」の屋台の隣で、フルーツティーの屋台を始めた馬瑞東氏はその努力と才覚で、短期間で屋台からライトバンに商売を広げ、そして4年後には店舗を開店、その後続々と親戚や友人などがチェーン店に加盟し、台南に瞬く間に十数軒の50嵐が誕生したのだ。その後、全台湾を5地区に分け、それぞれ兄弟や友人に運営を任せ、チェーン店は増大の一途を辿っているそう。(引用:中時理財)
その50嵐が永康街にも出店した。マンゴーカキ氷が大ヒットする前、日本メディアが紹介する台湾デザートの代表といえばタピオカミルクティー(珍珠奶茶)だったが、そのタピオカミルクティー(珍珠奶茶)をはじめ、紅茶、烏龍茶、ジャスミンティー(茉莉緑茶)、緑茶などのお茶ベースの飲み物にミルクや果汁をミックスし、タピオカやアイスなどをトッピングしたものがメイン。(コーヒーやココアもある。)トッピングもタピオカ(珍珠)のほか、大きいタピオカ(波覇)や歯ごたえのあるところてんみたいなの(粉條)などから選べ、また氷の量<正常冰、少冰、微冰、去冰(氷なし)>や、甘さ<正常甜、少糖、半糖、微糖、無糖>を指定することができ、ファーストフード(ドリンク)でありながら、自分オリジナルの味が楽しめる。何度かオーソドックスなタピオカミルクティー(珍珠奶茶)の無糖で飲んだが、紅茶が濃くて、ミルクもコクがあってとっても美味しかった。50嵐は永康街以外にもいたるところに店舗があるので、ちょっと喉が渇いたらトライしてみてはいかが。