若者向けの服飾雑貨店が並ぶ賑やかな西門エリアへ移動。ここでは「阿宗麺線」の線麺という麺モノを食してみる。このお店が売っているのは豚のモツ(大腸)を具として入れた大腸麺線のみ。ぽってりとろっとした熱アツのスープはキリリとした濃い鰹節ダシにニンニクの風味もきいている。豚モツは臭みも無くくにゅくにゅとした食感からじわりと味が染み出す。店員さんは遠慮がちにパクチーをトッピングしてくれたがもっと景気良く盛って欲しかった、パクチーで味がさらに立体的になる。ソウメンのように細い麺はかなり柔らかいのでレンゲですくって飲むように食べる。やわらかな麺の熱い喉ゴシと口に残るシャープな鰹味が旨い。このお店には客席がない、しかもテーブルすらないのでみんな路上で立ったまま、あるいはすわったまま、熱い麺をすすっている。勿論食べにくいのだが、その不便さすら屋台気分で楽しく思えてしまう。
台北市内となんとロサンゼルスにも支店をもつ、以外にグローバルなお店。世界の人においしいものを食べてほしいとの思いで、オープンしたそう。
・麺線(小)40元
・麺線(大)55元