カラフルで洒落た洋式便器白いバスタブに、ガラスを置いただけのテーブル、壁はタイルでシャワーとカランまで付けちゃってバス&トイレな雰囲気。ここはトイレをテーマにしたレストラン、「便所主題餐庁」。
座るべきイスはそのまんま洋式便器。便座に腰掛けると中央に座面がないのでお尻が心許なく感じ、それではと閉めた蓋の上に座ってみたのだが、普段便器のフタに座るなんて行為はしないのでそれもまた落ち着かない。紅茶を頼んだらタンク付き洋式便器型のカップで出てくるし、ジュースは男性用小便器型やしびん型の器でサービスされているようだった。
便器9号というデザートを頼んでみたら黒光りのする和式便器にこんもりとカキ氷とアイスが盛られていた、アイスなんてとぐろ巻きだ。値段が100元(300円)と安かったので油断していたがこのカキ氷は3ー4人で挑むのが正解だったかもしれない。食の場だっていうのに、トイレだの便器だのとタブーとされている言葉やモノが氾濫しているのが可笑しくて堪らない。ここにはタブーから開放された楽しさがある。チェーン店で、台中や士林にも支店を持つが、店ごとにデザインが変わっており面白い。
人気メニュー食べ方
・便座9号