MRT木柵線南京東路站から徒歩25分ほどのところにある冠京華。冠京華へは、台北火站前から乗れるバスの最寄停留所から近いらしいので、歩くよりも交通機関を利用したほうが良い。站から東へてくてくと歩いて二つ目のセブンイレブンの角を左折すると、ちょっとした屋台・食品街エリアに出る。この通りに冠京華がある。
ここは有名店「群香品」のオーナーのご兄弟のお店。お二人とも小龍包で有名な鼎泰豊で修行経験があるそう(京鼎楼と京鼎小館の経営者も同様)。テイクアウトも可能で、イートインすると、若干の席料が加算される。一人10元程度。
店内はエアコンが効いていて快適。13時30頃まではこの界隈のビジネスマン・OL・おっちゃんたちのランチで行列するぐらい賑わい、混んでいる時間帯は相席もありだ。テレビの右側に棚があるが、ここにセルフサービスのお茶と生姜(無料)と小菜(有料)がある。余談ですが、テレビの左に見えるくぼみというか扉の奥には小部屋があり、ここにはなんと零歳児からのオーナーの団子三兄弟がいる。オーナーと一緒に店に立つ奥さん、スゴイ。メニューは、日本語のメニューも用意されているので、必要なら店員さんにお願いしよう。スタッフの皆さんはとても感じが良い。注文は、注文用紙に個数を記入して店員さんに渡すスタイル。なお冠京華では小龍包等の「ハーフ」注文は出来ないので気をつけよう。お会計金額を聞いていたのですが、150元未満のお客さんが多かった。お一人様は麺類と小菜(たしか30元)の組み合わせが多い。すぐにお腹が空きそう。今回、相席になったOL風の女性のランチは、蝦仁蒸餃子と青菜蛋花湯だった。
炒青菜(60元)これは、はずせない。炒青菜はどこで食べても美味しいが、冠京華の炒青菜も胡麻油の風味が香っていて、大変美味しかった。蟹味噌小龍包(220元)台湾とはいえ、いいお値段だ。味はこってりしていて、美味。普通の小龍包では物足りない人にオススメ 酸辣湯(50元)特に印象に残らない味わい。青菜蛋花湯(50元)塩味ベースのやさしい味わいの中に、青菜の香り、シャキシャキ感とトマトの酸味が控えめに効いている。超あっさり系の味。蝦仁蒸餃子(170元)、蟹味噌小龍包に比べるとあっさりとしている。これも美味しい!