創業明治5年の老舗。東京の御徒町の側に本店があります。ミシュランで2星を獲得したとか。今年の2月15日に天香回味のオーナーが台湾に支店をオープンさせました。10階へ向かうエレベーターの中は2階にある天香回味の鍋の香りでいっぱい。お店も少しあの鍋の香りがします。お店はとっても広々していて、お寿司を食べる席、ふぐを食べる席が分けられています。個室も2部屋あります。内装は天香回味に似ています。モンゴル風、、、 馬の大きな置物などが飾られています。
お昼のメニューは1000元からコースがあります。私達は松と竹のランチコースをそれぞれ注文しました。ランチコースには握りのほかに、サラダ、茶碗蒸し、デザートが付いています。サラダ、少し酸味の強いドレッシングのサラダです。台北の和食は最初にサラダが出てくるのが多いかも。竹のコースの8貫の握り寿司、シャリは一粒一粒がきれいです。松のコースの8貫の握り寿司、日本人の板前さんにネタをどこから仕入れているのか聞いたところ、基隆と台湾の業者に頼んでいるとのことでした。もう少ししたら、日本の本店から直接仕入れるとこのこと。そうしたらもっと江戸前の寿司が食べられると思います。竹のコースの鉄火巻きと玉巻物を巻いているときから、のりのとってもいい香りが漂ってきました。玉は甘さも調度良く、おいしかったですよ。松のコースのかんぴょう巻きと玉茶碗蒸し見た目もきれいです。ふぐの皮が少し浮いていました。ダシの味がいいです。シジミの味噌汁とっても薄味でした。もう少し味が濃くてもいいかも。豆乳を使ったプリンに、小豆とクランベリーのゼリーが添えてあります。豆乳のコクとほのかな甘みが食後の胃にやさしいスイーツです。様々なふぐ料理も取り扱っています。エレベーターに乗って帰るときに、ずっとありがとうございましたとお辞儀をしてくださいました。お会計2420元(上記すべて)日本円8470円。