大きなピンクリボンと看板が目立つサンリオ公認、キティだらけのカフェ『HelloKittySweets』。ピンクとホワイトを基調とした店内、ラインストーンでデコっていたり、フリルやリボンを多用した、いかにも女子の好きそうなテイストに思わず「かわいい!」を連発してしまうカフェ。もちろん、いたるところから顔を出しているのはキティ、リボン付きキティの顔型ソファにテーブルにはキティの絵、シャンデリアにもキティのぬいぐるみぜーんぶキティ。お子ちゃま向けのカフェなのかと思いきや、店内を占めていたのは大人ばかりでそういえば照明も大人向けの落ち着いた色合いだった。大人女子である自分にはこの雰囲気の方が居心地良いかもしれない。
私が選んだのは、乳酪塔(チーズケーキ)と布丁雪泡というドリンクを組み合わせたケーキセット340元(約1,020円)。眠たそうな目のキティがやってきた。眠いというか、色っぽい目なのかもしれない。そういえばHelloKittySweetsのキティは、上向きまつ毛が2本づつ付いた色っぽいお顔なのでここのカフェオリジナルの顔に近づけたといえるのかもしれない。ピンク色のチョコで作ったキティ顔にチョコで描いた眼、土台はチーズケーキタルトだった。店内の雰囲気にのまれたのか、キティの顔に歯を立てるのは気が引けてしまい、キティチョコは口の中で溶かし食べてみた。布丁雪泡というドリンクはカプチーノ状の甘い泡の表面にココアパウダーでキティの顔を描いたプリンドリンク。プリンという程卵の風味は無いが、甘みが強くやわらかめのプリンがとろとろと喉を過ぎてゆく。ケーキと合わせるなら甘みの弱い飲みモノにすべきだったか。もうひとつは、日耳曼塔というケーキセット300元(900円)同じピンクのチョコだけれど、こちらはパッチリした目のキティがエッグタルトに似たケーキに飾られている。抹茶パウダーで描かれたリンゴと「HELLOKITTY」の文字が可愛らしい。食べ終わりそうな頃合いにピンク色のキティエプロンを身につけたスタッフさんが「サービス」と云いながらゼリーを1人1個づつ置いてくれた、キティの顔型で赤く透き取ったベリー味のゼリーだった。サービスという言葉に喜んでしまったが、見渡せば他のテーブルにもサービスされていたので、お通し的なモノなのかもしれない、それにこのキティカフェでは服務費として全体料金に10%が加算されるシステムだった。訪れたのは平日夜だったというのに客席はほとんど埋まっていた。台湾でのキティ人気に驚いたのだが、しかしもっと私を驚かせたのはその場に居合わせた客の全員がカメラを取り出し店内やキティスイーツを楽しそうに撮影していた事だ。台北において私が体感した最もカメラ率の高いスポットはこのキティカフェであった。いろんな意味で驚きを感じさせてくれたキティ、海の向こうでもキティは活躍している。
人気メニュー食べ方
オーダーしてすぐに運ばれてきたプリンです。 |
台湾のカフェでは、カフェラテにお砂糖が入っていることが多いので、 |
可愛い |
お持ち帰り用のキティちゃんケーキもたくさんありますよ。こちら、しっかりとサンリオと契約されているとのことで、 |
バナナミルク
見た目は甘そうですが、フレッシュで甘さも控えめでしたので、美味しかったです。 |
役立つ情報
◆店内の雰囲気◆
お席は、一階の24席と二階の56席。二名席よりも団体様用のお席の方が多かったです。
もはや、観光名物となっているようです。
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・乳酪塔(チーズケーキ)と布丁雪泡というドリンクを組み合わせたケーキセット340元
・日耳曼塔ケーキセット300元