食後のひと休みは、鼎泰豊から徒歩3分くらいの場所にある『回留(フイリュウ)』で。大抵の台北ガイドブックには掲載されているお店のよう。が、1人あたり最低でもNT250$の消費が必要…とお店のメニューに書いてあったので、店を出ようかどうか迷ったが、移動するのが面倒くさかったので、そのまま過ごすことに。NT250$に気を取られて何を頼んだのか全く覚えていない。たぶん烏龍茶だった気がする。例によって、最初の段取りは店員さんが全てやってくれた。私は、何だかよくわからないお茶。5、6種類の茶葉や豆を混ぜたものらしく、お湯ごとポットに入って出てきた。「5、6種類」というところにお得感を感じて注文したのですが、これがおいしかった。さっぱりとした中に、ほんのかすかに酸味のようなものが感じられた。かすかな酸味が梅茶漬けを思い出させる。九分茶坊では七輪でしたが、ここではアルコールランプでお湯を温めるよう。そのせいか、徐々にぬるくなってきたが、猫舌の私にはちょうど良い。スイーツはホームメイドアップルパイ(NT120$)。その辺に売っているアップルパイとは違って、リンゴを春巻きの皮(より厚めですが)のような生地で包んだもの。甘さ控えめ&ほどよく酸味があり、生地もサクサクしていたので、おいしかった。店内には所狭しと茶器や小物が陳列されていた。台湾の茶器は、デザインがかわいらしく、飲み口のやさしい口当たりが気に入っているのですが、いかんせん高いので、ちょっと手が出せない。全体的には「料金高め」な印象だったが、まあこんなものなんだろう。そういえば、頼んだお茶は余った茶葉をお土産にできたのだが、そのことをすっかり忘れてしまっていて持ち帰ることができなかった。