龍延居

台湾料理のお店「龍延居」。主に鶏鍋料理を中心に扱っている。お店は小さめが、清潔感があって茶芸館みたいな作りになっている。１０種類の鶏鍋料理があって、さらに鶏の種類を選ぶことができる。山鶏（普通の鶏）、土鶏（地鶏）、鳥骨鶏（ウコッケイ）、ベジタリアン、今日はここから土鶏を選ぶこ とに。土鶏は肉が締まっていて食感がいい。もちろん値段も山鶏に比べると３０元高め。鳥骨鶏は土鶏と比べるとさらに３０元高くなる。
１０種類の鶏鍋の中から菜脯鶏、蛤仔鶏、九尾鶏を注文した。そのほかに、鶏肉飯、麻油拌青菜、麻油拌米血も注文。菜脯鶏は台湾風大根の漬物をと りにくを煮込んだもの。これがこの３つの中で一番おいしいと思った。蛤仔鶏は、はまぐりととりにくを煮込んだもの。これはまあまあだと思う。九尾鶏、メニューに美顔にいいと書いてあったので注文。でも出てきてびっくりした！真っ黒い漢方薬のスープにとりにくが煮込んである。多分、漢方薬が苦手な人は一口も食べられないかもしれない。でも美肌のためと思ってがんばってたべた。鶏鍋のとりにくの味が一味たりないと思ったら、醤油などのたれを写真の台から自分で好きなように取ってつけられるようになっていた。鶏肉飯、とりにくをほそくちぎったものがご飯にのっている。台湾では一般的なご飯メニューの一つ。鶏の油が香ばしい。麻油拌。青菜エゴマで炒めた青菜。強火で短時間でいためた野菜はしゃきしゃきしていてとってもおいしかった。家庭では出せない味。麻油拌米血、エゴマで煮た豚の血をもちごめでかためたもの。エゴマがとっても良い風味をだしていた。メニューには、どのとり料理が体のどこに良いと書いてあるので、それにしたがって食べてもおもしろいと思う。