「張協興茶行」は木柵鉄観音好きなら知らない人はいない、有名茶荘。私は友人からここのお茶をおすそ分けしてもらったことがあり今回の旅ではここは必ず訪れようと思っていた。雨でぐしょぬれになって「張協興茶行」に入った私たちを張家の人々は暖かく迎えてくれた。お店のカウンターではお孫さんがお絵描きをしている。犬のトゥトゥがのそのそと寄ってくる。アットホームな雰囲気がホッとさせてくれた。張協興茶行のカウンターの席についた私たちに張さんがまず今年出来たての木柵鉄観音をいれてくれる。まだ火入れが落ち着いてないが、仕上がりのバランスがいい。半年ほど置いた後の変身が期待できそう。猫空へ行き雷雨にあった経緯などあれやこれやと話がはずむ。張さんの鉄観音が今年コンテストで頭等奨を取ったと言うことだった。奨を取ったロットはもう売り手がついてしまっていていただくことはできなかった。先の鉄観音とは別の日に摘んだロットも飲ませてもらったが、最初に飲んだほうが美味しいように感じた。佛手も飲ませていただく。フルーティでなかなかの味。最初の鉄観音とこれを購入することに決めた。