台湾は火山の多い島なので、当然、温泉もたくさん。日本統治時代に開発されたものも多い。台中から新社郷をぬけ、国道8号(中部横貫公路)の山道を進む。台中から1時間半程走ると、谷関温泉に到着。周りを高い山に囲まれた、山間の温泉地である。
谷関温泉は弱アルカリ性温泉で、飲用もでき、肌に優しい泉質。神経痛、胃腸、水虫、皮膚病などに効果がある。
日本統治時代の明治40年に発見された温泉であることから、明治温泉と呼ばれ、富士温泉、桜温泉とともに台湾中部の3大温泉と言われた。現在の谷関温泉の名称になったのは戦後である。
入場料を払い、中へ。本格な岩風呂である。水着着用の温泉と、男女別の裸風呂がある。もちろん、日本人なので裸風呂へ。泉質は炭酸泉、裸風呂はちょっと熱めの42℃。炎天下の露天風呂で、この水温なのですぐにのぼてしまう。備え付けのチェアーでしばしお昼寝、おきたら日焼けして、顔が黒くなっていた。女性はご注意。