新北投温泉は、台北市内からもMRTでいける便利な温泉。硫黄のにおいがプンプンする硫黄泉で、動脈硬化や関節炎によく効くそうだ。日本の温泉地もこんな感じなのかなぁとホントに親近感が沸く。新北投温泉は、1894年にドイツ人によって発見され、その後日本人により本格的に開発された。街にはスパから公衆浴場までそろっているので、日帰り温泉や1泊するのにも最適。
新北投温泉付近の山から川が流れててそれを取り囲むように公園があるのだが、実は川じゃなくて温泉のお湯が流れていたりする。だから、ただでさえもう蒸してきて暑い台湾なのに、涼を取れるかと思いきや、川に近づくほどにさらに蒸す。という感じ。川はほどよい温度で、自由に足湯もできる。山道を登りながらの散策をして汗だくになって、ホテルに帰って汗を流すってのがいい感じなところ。公園の中には設備の整った図書館があって雰囲気がいい。公園の中も山道も、蒸すけど気持ちいい。いつも来てる台湾(つまり台北)とはまったく雰囲気が違っていて、ホントに休暇に来たと感じられる。
山のかなり上のほうに禅園という茶芸館がある。さすがに平日だったのでお客さんはだれもいなくて、貸切状態。お店の女の子がお茶の入れ方を教えてくれた。山の上から景色を眺めながら、のんびりとお茶をいただく。お店の女の子とおしゃべりしながら、のんびり1時間以上過ごした。
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