台北駅すぐそばの国父史蹟紀念館へ。国父史蹟紀念館は、建国の父孫文が日本統治下にあった台湾を1913年、孫文が日本統治下の台湾を訪れたとき宿泊した日本式旅館「梅屋敷」を移築した記念館である。開館したばかりの時間、入口付近が駐車場のようになっている上に、観光客はおろか、管理人や受付の人らしき姿も見当たらず、本当に観光スポットか?と不安になりながらも、勝手に中に入ってみたら、やっとお掃除をしている中年女性を見かける。無言で微笑みかけたら、向こうも微妙な笑み。
建物内も、独り占め状態。一瞬、京都にいるような錯覚を覚えた。孫文に関する資料、説明が読めたらもっとおもしろいんだろう。
国父史蹟紀念館は、保存状態もよく、日本旅館らしくたたみ式。またそばには日本庭園の「逸仙公園」もあり、日本にいるかのような錯覚におそわれる。
・入場料無料