西門町にある日本統治時代の1908年、総督府営繕課近藤十郎が設計し、建てられた。赤いレンガ作りレトロな建物だ。当時としては初の試みである八卦造型と十字型造形を採用した西洋建築。この美しい色合いから、紅楼と名前がつけられ、当時はその姿から八角堂もしくは十字楼とも呼ばれていたそう。国民党時代の1945年には劇場に、60-80年には映画館となった。2000年、修復が行われ、紅楼劇場として再生。劇場は2階、1階にはカフェがあり、レトロ感覚あふれる一階のカフェは人気スポットとなっており、連日若者達でにぎわっている。カフェ以外にも、アクセサリーや工芸品を売る店、デザイン工房などがある。