駅前にある「台湾大友普洱茶博物館」。ここは2007年に総額約500万元(1500万円位)の価値がある茶葉ブロックが盗まれたということで、ちょっと有名なお店。盗まれた茶葉の中で一番貴重だったのは、1911年に発売された「百年龍馬同慶號」。現在も完璧な円形のブロックで保存されているのは、世界で50個に満たなかったそう。ここは本当に様々な普洱茶(プーアル茶)が置いてあって、面白いお店。入場は無料。ここは、お値段の高い普洱茶(プーアル茶)を、たくさん売っているが、その中の2つをご紹介。宋聘老沱。1970年代のもの。100g3800元(1万1千円位)。こっちは、ちょっとお手頃。紅衛兵瓊舊青餅。1970年代のもの。330-350g 32000元(9万6千円位)。普洱茶(プーアル茶)は、中華人民共和国雲南省南部を原産地とする中国茶(黒茶)の一種。黒茶とは、緑茶を麹菌で深く発酵させて作るお茶。円盤型や四角いブロック状、様々な形に固められて、保存されているので、飲む時は、カナヅチのようなもので、ちょっとずつ砕いて急須に入れる。チャコールグレー(暗褐色)に近い独自の色と香りがあって、美容にも良いとされているお茶。保存年数が長い程、味はまろやかになり、美味しくなるそう。古いもの程価格も高くなる。ホコリのような臭いがするから苦手という人もいるが、一度高級なものを試してみると、印象が変わるそう。
普洱茶(プーアル茶)の効果としては、摂取した脂肪分を体が吸収する前に体外に排出する作用が、有名。また、消化促進効果もあり、油っこい料理との相性が非常にいいので、中華料理などにおすすめ。他にも、コレステロールの低下、中性脂肪の低下、消化促進、脂質代謝促進、二日酔いなどの効果がある。これだけたくさんの普洱茶(プーアル茶)が集まってるお店は、そう多くないはずこっちに来た時には、是非、覗いてみよう。