こちらは台湾に行って外せない観光地「中正紀念堂」。中正公園内にあり、蒋介石を記念し1980年に建てられた。高さ約70メートルもの青色の八角屋根が目に鮮やかだ。政治的な理由で、「台湾民主紀念館」と名前を変えられていたこともあるが、現在は中世記念堂となっている。「中正」とは蒋介石のことだそう。
蒋介石が亡くなった日が四月五日。中正紀念堂の「中生」という画数も4と5であり、蒋介石の亡くなった日と同じだそう。「介石」も4と5。台湾も風水や画数などを非常に気にするお国柄であることがうかがえる。内部に設置された記念堂の長い階段を上ると、高さ6.3mの蒋介石のブロンズ像があり、一般公開されている。この階段の数も蒋介石が亡くなった年齢だそうだ。ここにも身動きしない兵隊が見守っており、運がよければ衛兵交替えを見ることができる。
紀念堂から入り口を眺めると本当に美しい。記念堂前の広場では、ランタンデスティバルや、コンクールなど各種イベントが行われる空間となっており、季節ごとに市民たちの憩いの場所ともなっている。また、結婚写真のメッカでもあり、週末には結婚を控えたカップルを見ることができるだろう。
役立つ情報
展示館の入口左に軽食、飲み物を販売している場所がありますので、歩き疲れたらよってもよいです。
他情報
・衛兵の交替時間は混雑しますので、見たいときは30分ぐらい前に来て場所取りをしたほうがよいです。
・あまりツアーなどでは入りませんが、展示室も貴重な資料があり、歴史好きにはよいです。
コース紹介
ツアーではあまり寄りませんが、1階の入口から入ると、展示館があります。蒋介石が使用した自動車や関連の資料が陳列されています。