入口の華やかな赤い門が目印の「華西街観光夜市」。台湾の夜市は、大きな廰などを中心にして発達したものが多いが、この夜市も慈祐宮のとなりに広がる夜市。士林などの大きな夜市に比べて、規模は小さいが、こじんまりとした地元的な雰囲気を味わいたいならここがおすすめ。小さいながらも夜市のB級グルはちゃんとそろっている。
珍しいところでは、イノシシの焼肉や、ヘビやすっぽんを売る店などもあり、夜市ごとに特徴があることがわかってくる。ヘビやすっぽんを売る店があるのは、ここの近くが日本統治時代の歓楽街だったなごりだそう。
ここで、軽くルーロゥファン(肉そぼろご飯)を。美味しい。チーロゥフアン(鶏肉ご飯)、これもなぜかタクアンが一切れ乗っている。蚵仔煎(甘辛味の牡蠣のタマゴとじ)、各お店により上に乗せるタレは違う様。3品で合計300円位。昔ながらの空気がただよう地元密着型の夜市だ。