「小花園」は、もともとは1963年に上海にオープンした有名な靴刺繍店。創業は、現在のお爺さんに当たる人で、1949年お店とともに台湾に渡ってきてこの地で商売を始めたそう。美しく繊細なデザインの靴は、台湾でもあっという間に人気になり、有名なお店になった。スリッパはすべてシルクで作られており、靴はまずデザインを決め、刺繍やビーズを施した後、靴の回りに生地を張り付ける。刺繍を機械ですることが多くなったが、ここの靴はハンドメイドにこだわっており、そのため手作りの温かみが感じられる。
今回は、ここのスリッパを買うのが台北での買い物の目的。ブラウンのビーズのスリッパ。ここでスリッパ買うのは2度目。こういう繊細な中国ちっくなスリッパが好きで愛用中。そろそろ新しいもの買おうかな~と思って立ち寄った。ちょっとフェルトっぽい生地に丁寧なビーズの刺繍。履きが浅いのがセクシーでオシャレ。もう1足買ってしまった。こちらは刺繍バージョン。エンジ色のサテンっぽい生地に光沢のある糸で刺繍が施されている。も うアートだ。中華雑貨のお土産屋にあるのとは違う。全部手作りのここのスリッパ。裏が皮だったり、ビニールだったりで値段が違う。外で履くヒールのあるものもある。外で履くのはもったいないので、うち用のスリッパを購入。
・2足でNT$1000ほど。(NT$1=JPY3.5)