パサデナ・イタリアンハウスは高雄市内にある人気のパン屋さん。市内に3件お店があり、他にもフランス料理を出しているお店がある。イタリアンがあるのは、パサデナ・イタリアンハウス3件のうち、高雄美術館の近くにあるお店。12時半頃に行ったら、お客さんがいっぱいで、ほぼ満席だった。最後の一席がソファ席だったので、他の席が空くまで待つことにした。
注文したのは、リゾットのセットとパスタのセット。単品もあり。とってもキレイな店内で、気軽にお食事ができる環境。「套餐」(セット)には前菜、スープ、メイン、デザート、ドリンクが含まれている。この日の前菜は鴨肉とサラダ、オレンジソースは酸味が丁度良く、鴨肉にピッタリ合っていた。おいしい。鴨肉はジューシーで軟らかく、鴨肉の味と香りがフワッっとお口に広がる。前菜だけで満足しちゃいそう。ポテトのポタージュ、クリーミーで、さっぱりしたポタージュ。こってりし過ぎてないところがグー!中にはソーセーゾを刻んだようなものが入っていた。ブイヨンスープ、牛肉とお野菜のダシがしっかり出た、美味しいブイヨン。ニンジンが1番美味しかった。ちなみにスープはブイヨンスープしか出されないはずだったのだが、ウェイトレスさんにポタージュとかは無いんですか?って聞いたら「あります」って・・・最初からこれとこれがあります。って言うべきなんじゃ?ちょっと不満。
彼女いわく、「私は、ブイヨンの方がオススメですよ。」らしいのだが、結局ポタージュも美味しい。「(女乃)油鮭魚菠菜燉飯」鮭とホウレンソウのクリームリゾット。高雄でリゾットを注文すると、炊いたご飯を使っているところが多かったりするのだが、ここのはお米の芯がほんの少し感じられる硬さで、一粒一粒が大きいご飯。とってもクリーミーで、クリームとチーズの良い香りが食欲をそそる。鮭に味はあんまりついておらず、全体的にサッパリ目の味付け。飽きずに食べられるがボリューム満点。「蕃茄鶏肉橄欖義大利麺」鶏肉とオリーブのトマトソーススパゲッティスパゲッティは、手作りパスタで、普段見るスパゲッティよりぐにゃんとした形。食べてみたらビックリ!食感がモチモチでコシがある。トマトソースもほどよい酸味があって美味しくて、パスタによーく絡んでいた。そして、チキンがものすんごーく軟らかい。でも、ボリュームがありすぎだ。パスタの量が多かった。男性でもお腹がいっぱいになると思う。メインを食べ終えると、満腹過ぎてダウン寸前。ちょっと間が空いて、出てきたのは「(女乃)酪」ババロア(クランベリーソース)、お待ちかねのデザートだ。ババロアが濃厚で美味しかった。クランベリーソースも酸味がちょっと強めで、濃厚なババロアに相性ピッタリ。最後にドリンク、ラテと、カプチーノ。良い香りだ。カプチーノにはシナモンパウダーもかかっていて、一層良い香りがした。とっても美味しいコーヒーだった。(残念ながら、満腹過ぎて、ゆっくり味わえる余裕がなかったが)ちなみにお値段は、リゾットのセットは$530スパゲッティは$500+サービス料10%で、合計1133元。(約3400円)リゾットもパスタも、単品だと200元代。他にはニョッキやピザなどもあり、イカ墨パスタを食べている人をよく見かけた。上質な材料をどれも使っていたし、すごくステキな雰囲気なので、納得できるお値段かなーと思う。
印象的だったのか、ウェイターさんたちのサービスのきめ細かさ。ものすんごーく時間をかけてテーブルクロスをセットしていて、テーブルの下のネジまで調整していたので驚いた。感激。忙しいときにも、お水を小まめにサッと入れてくれた。
パサデナ・イタリアンハウスでは、14:30からアフタヌーンティーセットがあり、スイーツ、ドリンク、軽食(月によって、ピザ、パスタ、サンドイッチだったりします)があって、280元!スイーツはお店にあるプチガトーの中から1つ選べ+マドレーヌなどの焼き菓子もつくよう。