古い赤レンガ造りの家を民宿として利用
金門島には、たくさんの民宿があるが、特に県政府が奨励しているのが、「古厝」を利用した民宿。金門島には、300年以上昔からの古い赤レンガ造りの家が残っている部落がいくつもある。残念なことに、住む人が少なくなり、荒れて、放置されているものもあるが、そこをきれいに修繕して、民宿として利用するようになった。今回、金門島の旅行の目的には、この民宿に泊まることがメイン。数年前から、テレビだったか、雑誌で「博士之家」と紹介されていて、古い家に泊まってみたいと思っていたのだ。ご主人の尹治平先生は、博士の学位まで取得し、仕事をしていたのに、金門島の美しさに惹かれ、ここで暮らすため、民宿のオーナーになった人。それまでの仕事をやめて、ここにやってきたというので、当時テレビ局が取材に行ったそう。見た目は朴訥とした感じですが、話好きで、この「三落大厝」の説明から、近所の家の屋根の飾りがどうでこうでと、説明してくれる。商売っ気がないような雰囲気だが、私達以外にも宿泊していたお客さんは、常連さんが多いようで、「博士!」とみんなに呼ばれていた。部屋が寒いが、この古い雰囲気の中で、時間を過ごすのがとても気に入った。今度は、夏の終わりごろに行きたい。
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