赤嵌楼(せきかんろう)という1652年にオランダ人が建てたお城。台南市政府と成功大学の教授達によって整備された文化園区の中にある。大昔、台湾はオランダ人が占領していたのだが、建物は後に再建されたもの。レンガの城壁はそのころのままで歴史を感じる。正門をはいると、鄭成功に降伏するオランダ人の像がある。そのオランダ人を打ち負かした際の、オランダ人将校が謝っていてかなりわかりやすい。
庭園内には、草木が生い茂り、写真スポットにもなっている。また、亀の上に碑文がのっており、その上には龍が飾られている。これは、1788年に書かれたもので、林爽文の役を鄭鄭した福康安をたたえた詩が書かれている。