鹿港民族文族館のそばにある「丁家大宅」。中国の泉州からやってきた丁氏の家宅だったもので、入口は中山路側にある。現在唯一残されている進士邸宅で、100年以上の歴史的な建築物である。お店と住居を兼ねた建築で、鹿港では保存状態がいい街屋。
裏の入り口から入ったため、入ってすぐが台所スペースに。部屋には窓がほとんどなく薄暗い部屋が多い。各種生活用品や移動用のカゴが置いてあったりした。正面側のそばにはまたカゴがあって、こっちはお嫁に行くときのカゴだそう。そういわれると派手だ。
1999年の大震災で被害があったが今は修復され、彰化県指定古跡となっている。