台湾の廟や宮には、敷地内に神様の世界のジオラマ表現したり、建物の中で、信仰世界を表現していたりするところが多い。代表的なのは、台北の関渡宮の後ろのトンネルになったものや、高雄の蓮池潭の龍の口から入って虎の口から出てくる建物。そういう施設は、どこでも無料で入れるので、廟や宮に行った際には、付近を捜してみるといい。なんとも不思議なワールドを見ることができる。
写真は、苗栗県と台中県の県境にある、路沿いの小さな廟の庭。写真には写っていない場所まで含めると、かなり広い庭で、こんな感じの作り物(高さは5メートル以上)がたくさんある。台湾では、遠くからでも見えるように、大きなものをつくったりしてあって、国内ツアーのときなど、お客様からも、「何かの遊園地?」と聞かれれることもしばしば。台湾の国内を移動しているときは、道路沿いの風景をいろいろ眺めるのも面白い。