三峡清水厳祖師廟は、1769年に創建され、その地震や日本軍により壊され、現在3回目の再建中という歴史を持つ。三峡清水厳祖師廟に祀られている清水祖師は、北宗の人で、軍人として活躍した人物。明の皇帝は護国公の名を送り、福建省に祠を建てたが、その福建省から台湾に移住してきた人々が、台湾の地にこの三峡清水厳祖師廟を建てたのだ。廟内は、美しい彫刻がいたるところにほどこされ、まさに廟全体が芸術作品といったところ。
この三峡清水厳祖師廟の近くには、老街があり、その外観は赤レンガのバロック式の建物で昔楠の木からできる防虫剤の樟脳やお茶で栄えた街だ。三峡で代表されるものにこの老街と清水厳祖師を祭ってある三峡清水厳祖師廟が挙げられる。廟の裏手の川には対岸からの参拝者用の歩行者専用の大きな橋が架かっている、この川のもっと上流に進むと三峡渓谷があり温泉&リゾートホテルの大板根森林温泉休暇村もある。