新竹東門街を歩いているととっても日本式の建物がある。いや、新竹にはいっぱいあるのだが。前々からあれはなんだろう?と気になっていたが、どうやら「歓迎参観」って書いてあるので、意を決して入ってみた。
辛志平校長故居と書かれたそこは日治時代に作られた校長先生の宿舎だった。大正11年(1922年)に新竹中学校が作られると同時にこの宿舎は作られた。新竹中学校は今は十八尖山のふもとらへんに移動して、この中学校は新竹女中に代わりましたが、先生の宿舎はずっと辛志平校長故居。辛志平校長は民国34年(1945年)から40年ここに住んでいらっしゃったすばらしい教育理念を持った校長。校長先生の等身大(?)ボードが飾ってあった。裏は教員宿舎だったそうだが、火事で焼け落ちたため再建されていた。「芸文館」になっていて、校長先生の年表や書斎の公開、常設展などがある。開館時間は水曜日から日曜日の9時から17時まで。参観無料。飲食物持込禁止、写真撮影可。スタッフがずっとついてきてくれるので、いろいろと中国語で質問すると親切に答えてくれる。