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三姉妹天燈

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願いをこめて飛ばす天燈

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台湾燈籠で古くから有名な三姉妹天燈 。台北市内からは結構遠く、汐止から車で移動したが、山を越え越え、十分にたどり着いた。平渓線十分付近「つり橋」の左側に車を止めて、私たちは十分の散策を始めた。天燈の店に向かって平渓線の線路上を歩く。線路沿いの雰囲気は、古びた感じがノスタルジックで素敵。電車は多い時間で一時間に2本程度だそう。日本の田舎のほうに行けば、まだこういう路線があるのだろう。台北の喧騒が嘘のように癒される雰囲気。三姉妹天燈のお店に到着。出迎えてくれた紫のシャツのおばあちゃんは日本語を話されなかったが、おじいちゃんは「ぴかぴかの二年生だった」そう。台湾の人は、願い事を書いた天燈を空に飛ばし、それが高く飛べば飛ぶほど願いが叶うと考えているそう。天燈の色には、それぞれ風水にちなんだ意味があり、今回皆で選んだのは紫と橙色。三姉妹天燈店先の台の上でマジックで天燈に願い事を書く。願い事を書き終わると、おばあちゃんが天燈の内部に油分を染み込ませた燃料紙のようなものを取付けてくれる。天燈そのものは油紙でできており、燃料紙にに火を点けると、徐々に天燈が膨らむ。天燈が飛ばないように押さえて、手を離すと・・・飛んだ・・・!ぐんぐんと高度を上げた天燈は、やがて見えなくなった。おばあちゃんは、とても高く飛んだよ、と言っていた。以前、台湾で大地震が起きて大きな被害が出たとき、それはもう大きな天燈が飛ばされたそう。そのときの写真が店内に飾ってあった。このお店で作った天燈だったかどうか、話を聞いたのだが、ちょっと定かではない。巨大な天燈には、加油!と書かれていた。店先にはアイスキャンディーも売っていた。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

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