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タイ旅行のトラブル・対処(病気)

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タイ旅行での病気と事故

タイは高温多湿の熱帯気候に位置するため、短期間の旅行でも病気になる事も。

日本で準備できる最大の常備薬などは事前に確認し持っておく事をお勧めする。

 

*出発前にチェックするもの

・常備薬(胃薬、頭痛薬、整腸剤など)

・体温計

・緊急連絡先帳

・海外旅行保険の加入

 

■タイでの病気

熱帯地域でイメージされる病気といえばマラリアだが、ジャングルや奥地に行かない限りかかりにくい病気。

主にタイでかかりやすい病気を事前チェックし、対応病院まで予め知っておく事。

 

*かかりやすい病気

風邪

【症状】

外では気温が暑く、室内ではエアコンで寒く、

気温差で体調を崩しやすい。

【対策】

何か羽織るものを1枚でも持ち歩く事。

中々熱が下がらない場合や風邪が

治らない場合は、すぐに病院へ行く事。

下痢

【症状】

飲んではいけない水道水や、辛い食べ物が多く胃腸を刺激する。

食べた後に段々胃が痛くなり、痢、腹痛、倦怠感、発熱などの症状。

【対策】

水分を多く摂り脱水症状を防ぎ、

失われたミネラルや塩分を補給する事。

症状がひどくなったりした場合は、

すぐに病院へ行く事。

細菌性

赤痢

【症状】

汚染された食品や水により口から、

赤痢菌が体内に入り感染する。

潜伏期間1~5日、水溶性下痢、腹痛、倦怠感、発熱、

濃粘血便などの症状。

【対策】

生もの、半生の食品、生水は絶対避け、

衛生的なお店での食事をする事。

症状がひどくなったりした場合は、

すぐに病院へ行く事。

腸チフス

【症状】

汚染された食品や水により口から、

チフス菌が体内に入り感染する。

潜伏期間1~3週間、倦怠感、食欲不振、頭痛から、

発熱、発疹、便秘などの段階的に症状が悪化。

【対策】

生もの、半生の食品、生水は絶対避け、

衛生的なお店での食事をする事。

症状がひどくなったりした場合は、

すぐに病院へ行く事。

コレラ

【症状】

汚染された食品や水により口から、

コレラ菌が体内に入り感染する。

潜伏期間1~5日、激しい下痢、嘔吐、脱水症状などの症状。

【対策】

感染後は抗生物質の投与で入院必須。

水分をこまめに取る、

予防接種もあるが効果は約50%ほど。

マラリア

【症状】

ハマダラ蚊の媒介により起こる病気で、

治療が遅れると死に至る場合もある。

潜伏期間12~30日、高熱、悪寒、

強烈な頭痛、発汗、下痢、腹痛などの症状。 

【対策】

森林地域や高地のマラリア危険地域には

絶対行かない事。

山岳地帯に行く場合は、虫除け薬を塗る、

長袖・長ズボンを着用、予防接種を打っておく事。

マラリアの疑いや、

症状がひどくなったりした場合は、

すぐに病院へ行く事。

テング熱

【症状】

熱帯シマカという蚊により媒介されるウイルス感染症で、

回復と発生の繰り返し、酷ければ死に至る場合もある。

潜伏期間4~5日、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、

吐き気などの症状。

【対策】

都市の住宅地でも頻繁に活動しているので、

虫除け薬を塗る、長袖・長ズボンを着用など

蚊に刺されないようにする事。

 狂犬病

【症状】

野良犬が多いタイでは、狂犬病ウィルスを持つ犬に噛まれ感染。

神経系統が冒され全身麻痺し、やがて死に至る病気

【対策】

犬は勿論、野生動物をむやみに触らない事。

噛まれたら石けんと流水でよく洗い、

アルコール消毒し、

すぐに病院へ行きワクチンを打ってもらう事。

A型肝炎

【症状】

A型肝炎ウイルス汚染された食べ物や水により体内に感染。

発熱、黄疸、茶褐色の尿、白色の便、

倦怠感、無力感、食欲減退などの症状。

【対策】

安静にして十分な休息、肝臓の回復を待つ事。

症状がひどくなったりした場合は、

すぐに病院へ行く事。

 B型肝炎  【症状】

性行為、注射針の再使用、輸血など血液を介して感染。

A型肝炎の症状に殆ど近いが、症状は重く、

慢性化すると肝硬変や肝臓がんに進行する可能性もある。

【対策】

カミソリの使い回し、

衛生面が良くない場所での

性行為、ピアッシングやタトゥーなどは避ける事。 

 日本脳炎

【症状】

アジア全域に分布するウイルス、コガタアカイエカを介して感染。

潜伏期間7~10日、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、

痙攣、昏睡などの症状で発病すると死亡率も高い。

【対策】

蚊に刺されないようにするとともに、

日本脳炎ワクチンを初回2回の接種、

次年度に1回の追加接種する事。

エイズ 

【症状】

世界でも発症率の高いタイ、性行為や注射の使い回しで感染。

【対策】

軽率な行動を慎む、コンドームの着用、

麻薬、売春に手を出さない事。 

 

*病院

病院名 住所 電話番号 詳細
バンコク    

バンコク病院

(Bangkok Hospital)

2Soi Soonvijal 7,New Petchaburi Road,Bangkok

0-2310-3257

(日本人専用外来)

※7:00-20:00

・日本語通訳24時間常駐

・緊急対応あり

バムルンラード病院

(Bumrungrad Hospital)

33Soi3(Nana Nua), Sukhumvit Road, Bangkok

0-2667-1501

(日本人向け直通) 

※24時間

・日本語堪能な医師多数

・日本語通訳24時間常駐

プララーム9(ラーマ9世)病院

(Praram 9 Hospital)

Soi Praram 9, Rama 9Road, Bangkok 0-2248-8020

・日本語通訳者が在籍

・日本語堪能な医師多数

サミティヴェート

スクンビット総合病院

(Samitevej Sukhumvit Hospital)

133, Soi49, Sukhumvit Road, Bangkok

0-2381-3491

(日本語通訳部)

・日本語通訳24時間常駐

・日本語通訳者の同席可

BNH病院

(Bangkok Nursing

Home Hospital)

9/1 Convent Road, Silom, Bangkok

0-2632-0550

0-2632-0560

内線3032

(日本語通訳)

・日本語通訳者が常勤

・内部がとても清潔

DYMインターナショナルクリニック

(DYM International Clinic)

44/7-8 1st floor, Soi Akapat (Thonglor 13) Sukhumvit Rd, Klongton Nua,  Wattana Bangkok 10110

トンロー日本村前

0-2107-1039

8:00〜19:00

年中無休
http://dymclinic.com/

担当:小安

・日本人スタッフ常駐

・診察体系:往診・外来
(往診範囲:バンコク市内)

プーケット    

バンコク・プーケット病院

(Bangkok Phuket Hospital)

2/1 Hongyok utis Road, Muang District,

Phuket 83000

076-254-425

※8:00-17:00

・日本人スタッフが常駐

・英語可

プーケット国際病院

(Phuket International Hospital)

44 Chalermprakjat Road, Phuket 83000

076-249-400

※8:00-17:00

・日本人スタッフが常駐

・英語可

ミッション・ホスピタル

プーケット

(Mission Hospital Phuket)

4/1 Thepkrasattri Rd Phuket 83000 Thailand (076)237220~05

・英語可

パトン・ホスピタル

(Patong Medical)

Sawatdirak Road Patong BeachPhuket

83150 Thailand

(076)344225

・英語可

チェンマイ    

チェンマイ・ラム病院

(Chiang mai Ram Hospital)

8 Boonruangrit Road,Chiang Mai 053-224-861  

チャンプアーク病院

(Chang Puek Hospital)

1/7, Chang Puek Soi 2, Amuang, Chiang Mai

053-220-022

内線155

(日本語通訳)

・日本語通訳あり

ランナ病院

(Lanna Hospital)

1 Sukkasem Road, T.Paton Muang, Chiang Mai

053-357234

内線262

(日本語通訳)

・日本語通訳あり 
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記事最終修正日時
2015.07.06 18:59

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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