アメリカで大人気というアイスクリームショップ、BEN&JERRY'S(ベン&ジェリーズ)が2012年4月14日、日本第一号店として表参道ヒルズ同潤館1階にオープンした。上陸記念として初日のこの日、終日アイスを無料配布する(フリーコーンデー)とのことだったので、どんなものか行ってみた。ちなみに、ベン&ジェリーズでは年に1度、ファンへの感謝の気持ちをこめたフリーコーンデーがあるようだ。オープニングスタッフによってカイロが配られたり、ワッフルの試食が配られ、待ち時間を退屈&不快にさせない心遣いがあった。キレイな外国人女性スタッフによるワッフル配布。並んでいる間にオーダーを取りにくる。フリーコーンデーとは言え、店側が決めたアイスが無料配布されるのかと思っていたが、通常販売同様、すべてのアイスクリームメニューの中から好きなものを選ぶことができた。店内はいわゆるアイスクリームショップの造りで、特にイートインスペースは(この日だけかもしれないが)見当たらなかった。オリジナルグッズなども販売しているようだ。順次、注文票と引き換えに、スモールサイズのアイスが渡される。スモールサイズとは言えお試しサイズではなく、日本でいうところのシングルサイズ。通常販売でのスモールサイズはアイスの種類に関わらず360円というのだから太っ腹だね。チョコミントと言えば、あの、体にいかにも悪そうなブルーがかったミント色を誰もが想像すると思うのだが、これ、白い!アメリカのアイスだから甘みが強く、大味を想像していたのだが、いい意味で裏切ってくれた。ミントの香りがフレッシュミントを使っているかのようなナチュラル感。 そしてビターなチョコレートもチップス状ではなく、ゴロっと大きく、それによりチョコの香り、味といった存在感も大きくなるのだが、ミントと違和感なく融合。ベン&ジェリーズの特徴の一つが、チャンクと呼ばれるチョコレートやクッキーなどのアイスの「具」なのだが、これがまた、惜しげもなくたっぷり入っているのも嬉しい。チェリーガルシアはアメリカで大人気のフレーバーとのことでとりあえずでチョイスしてみた。これまたうまいわ。こちらにはチョコレートとチェリーが入っているのだが、チェリーはドライフルーツだろうか?ジャムのようにドロッとせず、果肉感があり、嘘くささのないチェリーの味と香りを堪能でき、これまたチョコとの相性も抜群。今回、2種類しか食べてはいないが、どちらも香り高く、甘さもほどよく、後味もベタベタせず、とにかくナチュラルなアイスなのだ。満足した2種類。みなさんもいろんな味を試してみてはいかがですか?