日本橋、浅草橋、神田、秋葉原など、東京の東側の一部を「CET(セントラルイースト東京)」と言い、お洒落なカフェ、ギャラリー、オフィスが続々とOPENしている今話題のエリアです。その中でも私のお気に入りのお店が「フクモリ」。
山形の3旅館が経営するという新しいタイプのお店で、山形県の珍しいお料理がいただけるカフェなのです。自宅のまわりを散歩中に、OPENしたてのお店を偶然見つけて以来、ランチや軽く飲む時に利用しています。山形のお料理が美味しいのはもちろんなのですが、なんといっても解放感溢れる雰囲気が良い。天井が高い倉庫のような店内で、まずインパクト大なのが正面のらせん階段と壁一面の本棚。大きな空間をぐっと引き締める効果があり、お店のシンボル的存在。天気の良い日にはOPENになる背の高いガラス張りの窓が最高。明るい日差しがお店いっぱいに広がり、白い壁が際立ち清潔感が溢れます。大きくどっしりとしたテーブル、個性豊かな椅子やソファーがいい味を出しています。のんびりと食事やお茶できる空間が広がり、週末はゆったりとした時間が流れています。私の一押しは、なんといっても揚げ立ての「だだちゃ豆コロッケ(700円)」。アツアツでポテトに、鶴岡市の特産だだちゃ豆と山形牛がたっぷり入ったコロッケは最高!ご飯セット(500円)をプラスすることで定食になります。夜は単品で注文すればおつまみに早替わり。グリーンのお豆がだだちゃ豆、山形牛との相性ぴったりのアイデアコロッケ。お豆の歯ごたえが楽しく癖になる美味しさで、時々無性に食べたくなるから不思議。ランチはコロッケ意外にも、ハンバーグ、焼き魚、干物など山形の美味しさいっぱいで迷うこと間違いナシ!お食事の後にどうしていただきたかったスイーツを注文してしまいました。山形のオーガニックレストランとして人気の「アル・ケチャーノ」のオリジナルロールケーキ。(「アル・ケチャーノ」は銀座 山形館にも出店しています。)口の中でほうじ茶の風味がほのかに広がり、スポンジはしっとりしているのにフワフワ。とにかく美味しいロールケーキでした。ほうじ茶意外にも、だだちゃ豆のロールケーキもあるようです。漫画家の辛酸なめ子さんもお気に入りのカフェとして深夜番組で紹介していたフクモリ。お洒落な人が集まる話題のエリアのカフェ、お近くに寄られた際はぜひ。
役立つ情報
営業時間:
11:30〜23:00 / L.O 22:00(foods) , 22:30(drink&dessert)
LUNCH TIME 11:30〜15:00 ランチ営業、夜10時以降入店可