今回訪れたのは、「とんかつ三太」、JR新宿駅東口から徒歩5分で大塚家具の隣にあります。店内に入ると、1階は半地下のように低く下がったカウンター席で、目の前でとんかつを揚げている様子が見られます。2階、3階は、ゆったり広めのテーブル席になっていて、のんびりとくつろいで食事が出来きます。夜は値段が高めなので、私が訪れるのはもっぱらランチ。いつものロースかつ定食1200円を注文。この値段でご飯とキャベツがお替り自由なのですが、やはり昔に比べて値段が上がりましたね。以前は土日でも1000円程度で食べられましたから…。(因みに今でも平日はランチは1050円だそうです)しばらくするといつものロースかつが運ばれてきました。いつものと言ってもこの店で食べるのは、約1年半ぶりぐらいですね。定食には、ご飯、赤だし、香の物のほか、食後のコーヒー又はアイスクリーム(シャーベット)が付いて来ます。 この店のとんかつは、ちょっと他の店には無い特徴があります。衣を見れば分かると思いますが、イガのように所々衣が突き出ています。実は、この店では昔から食パンを長細く短冊状に切ったものをパン粉の代わりに肉につけて揚げているんですよ。こうすることにより衣のカリカリサクサクした食感がより際立つんです。但し欠点は、当然普通のとんかつよりも衣が油を吸うため、油の切れ具合が悪いと油っこくなるので好みが分かれるところ。私は、このユニークな衣のサクサク感と豚肉の脂の旨みジューシーな所が好きです。おいしいとんかつのお店。あなたも一度行かれてみてはどうでしょう?